（2020年6月29日）
　CPU換装に挑戦した時、ついでなので、マザーボードの電池も交換しようと思いました。
　写真を撮り忘れましたが、CPUの周りのマザーボードには絶縁のためと思われる黒いテープがびっしりと貼り付けられていました。そのテープの裏に電池が隠れているのではと期待して、黒いテープを全部剥がしてみました。

　剥がし終えた写真です。どこにも電池は見当たりません。
　一体どこに電池があるのでしょう・・・。


（2020年6月30日）
　HDDを外してみましたが、ボタン電池は見当たりません。

　まあ、これは想定内なので、PCの裏のネジを全部外してPCをバラそうとしました。
　しかし、ネジを全部外したのに、PCが分解できず・・・
　よく見たら、PC後ろの液晶の付け根あたりにネジがありました。

　反対側の液晶付け根にもネジがあるのでそれも外しました。
　写真を撮り忘れましたが、CPUとメモリ交換時に外すフタの中にもネジが1本あるのでそれも外しました。
　外せるネジは一通り外したつもりですが、結局PCはバラせませんでした。バラそうと色々頑張ってみたのですが、何かが引っかかっていて、無理にバラすと壊れてしまいそうだったため、諦めました。
　僅かに開いた隙間からPCの内部を覗き込んだのですが、見える範囲にはボタン電池はありませんでした。
　諦めて、元通りにネジを締めてHDDも取り付けて、念の為OS起動させたら問題なく起動しました。


　PCの裏蓋を外すのは諦めて、キーボードを外してみました。


　PC本体に4つの小さな爪があってその爪がキーボードを固定しています。※赤丸の4つです。
　この爪はキーボードがついている状態でも、懐中電灯の光を当ててやれば見えます。
　キーボードを外すにはその爪とキーボードの間に精密ドライバーのマイナスを突っ込んで、キーボードを手前（画面と反対側）に押してやるとキーボードが外れます。
　キーボードを外しても、ボタン電池はありません。
　が、プラスのネジが3本あります。
　もしかしたら、この３本のネジを外せば、さっきダメだったPCの裏蓋が外れる可能性がありますが、もう疲れてこれ以上やってみようという気になりません。
　今の所、ボタン電池も切れていないですから、電池が切れるまでは放置しようかなと思っています。


(２０２０年７月２日)
　暇ができたので、ボタン電池交換に再び挑戦しました。
　キーボードを外し、キーボードの裏の３本のネジを外してから、PC裏のネジをすべて外しました。液晶の付け根のところの２本のネジも外しましたし、CPUの手前のネジも外しました。
　そこまでしても、PCの裏蓋ははずれませんでした。CPUのあたりで何かが裏蓋に引っかかっているようです。
　裏蓋の隙間から中をのぞきましたが、ボタン電池は見えませんでした。
　一体どうすれば、ボタン電池を交換できるのでしょうか？


（２０２０年７月３日）
　CPUの換装をしようとしていたら、PC裏蓋とマザーボードを固定しているネジを発見。

　ファンを固定するネジが、PC裏蓋とマザーを固定するネジでもあることに気づきました。前回裏蓋が取れなかったのはこのネジのせいだったようです。
　これで今度こそ裏蓋を外せるだろうと思い、PC裏蓋を外すのに邪魔そうなすべてのネジを外しました。
　そしたら、マザーとキーボードや液晶がある側は外れるようになったのですが、裏蓋とマザーが剥がれてくれません。
　これでは電池交換はできません。
　あちこちの隙間を覗き込んでいたら、ボタン電池発見！

　写真だとわかりにくいですが、CUPの手前あたりの裏蓋が邪魔で見えにくいところに電池があります。
　どうやっても裏蓋が外れないので、ハンダゴテで裏蓋を溶かして削り取って、ボタン電池が見えるようにしてからボタン電池を交換するしかなさそうです。
　電池が切れたら、挑戦してこのブログにアップします。


（2020年7月6日）
　早速ボタン電池が切れました。PC起動時にエラーメッセージが出たのです。
　ヒートシンクとCPUを外して、PCを左手に持ち、隙間から精密ドライバーのマイナスを突っ込んでボタン電池を外しました。
　コツはPCを地面と水平状態にして左手で持ち、PCを目の高さにし、隙間を覗きながら右手でボタン電池を外すことです。※私は右利きなのでそうしました。左利きの人は左右を逆に読み替えてください。
　取り出した電池には「1220　3V」と書かれていました。
　本来なら新品の電池と交換すべきなのですが、今日は土砂降りの雨なので電池を買いに行く気になれませんでした。そこで、余っていた残り少なそうな1220の電池と交換しました。
　電池の取り付け方は以下の通り。
　１．外したときと同様、左手でPCを水平に維持したまま目の高さに持つ。
　　　※隙間を覗くためです。
　２．右手で電池を隙間に入れる。
　３．精密ドライバーのマイナスで電池を動かして、ソケットの上まで電池を移動させる。
　　　この作業が地味に大変でなかなか電池がソケットの上に移動してくれません。
　４．ドライバーなどで電池をソケットに押し込む」
　電池交換の方法がわかってしまえば、次に電池が切れた時にも安心です。
　電池の交換にかかった時間は１５分ぐらいでした。時間の殆どは「３」のソケットの上に電池を移動させる作業に費やしました。この作業なかなかうまく行かないのです。
　結局裏蓋のネジやらキーボード裏のネジやらを外す必要はなかったです。ヒートシンクとCPUを外すだけで電池交換可能でした。